まち劇インタビュー集

写真:村越圭佑(プロバスケットプレイヤー)

村越圭佑(プロバスケットプレイヤー)

 母親がママさんバスケをやってて、小さい頃からバスケットは身近にあったんです。小学生の時に、帰りの会のお知らせで女の子が仲間を募集してますって話をしていたことがきっかけでミニバスの見学に行きました。そこからなんとなく始めたんですけど、楽しくて続けました。「僕って上手なのかな」ではなく、「僕って他の人より身体が大きいんだな」と思ってました。

 全国中学校大会に出場して、自分が知らないトップレベルのバスケを見てから、自分自身も日本のトップになりたいと強く思ったんです。でも、人より優れているとこはないと思っていましたし、元々高校は静岡県内に行くつもりでした。しかしご縁があり、福岡県の強豪、大濠高校、雲の上の存在だった高校からオファーをいただくことになりました。それから初めて練習見学に行った日に、顧問の田中監督に「うちに決めたらいい。」って言われて、勢いで決まりました。田中先生に大濠高校に引っ張ってもらったから、今の自分があると思っています。ちなみに、僕の背番号「92」は、「田中クニアキ」先生の愛称、「クニ」からとっているんですよ。

 バスケで大事なのは、プレーヤー5 人がしっかりと連携をとることだと思っています。それはゲーム中だけでなく、ゲーム外でも大切にしています。自分の意見だけ押し通していてはダメで、押し付けではなく話し合いをすることが必要で、その時その時のプレーについて意見を交わして、あのプレーはこうしていこうという話をよくするようにしています。あとは単純なミスをしないこと、当たり前のレベルを上げていくことが大事だと思っています。

 今後もバスケットは続けていきたい。プレーヤーを引退しても何らかの形で関わって、バスケットボールを支える存在になりたいです。今はその一歩手前として、地元の子供たちに「夢」や「希望」を与え、憧れられる存在になりたいです。2021年取材

一問一答村越圭佑

  • 今日の朝食

    トースト,目玉焼き,ソーセージ,サラダ,コーヒー

  • 一緒に住んでいる人

  • 最近読んだ本

    「金色のガッシュベル」(漫画)

  • 好きな映画、ドラマ、舞台

    「鬼滅の刃」「バケモノの子」「君の名は」

  • 好きな音楽

    エモ系、YOASOBIとか。

  • 静岡を色に喩えると

    水色とオレンジ

  • 静岡を漢字一文字で表すと

    「暖」

  • 静岡に初めて来た人をどこに連れていきますか

    チャムという中華料理屋

  • 静岡の全市民に見て欲しいもの

    「ベルティ」マスコットキャラクター

  • 今、一番感謝を伝えたい人は

    田中先生。高校時代のバスケ部の恩師

  • 今、一番大事にしている言葉は

    一期一会
    思考は現実化する