まち劇インタビュー集

写真:大石宣広(役者)

大石宣広(役者)

 生まれてからずっと静岡市なんです。静岡市の中で演劇を広げて行こうと思って、静大を出て、静岡でバイトをしながら、静大演劇部の仲間達と劇団を始めたんです。就職活動はしたことがないですね。

 中学生の時から声優になりたくて、高校で演劇部に入りたかったけど、両親の勧めでバレー部に入ったんです。大学から演劇始めたんですけど、2年生まで演劇をしてると言わなかった。ばれて、親の猛反対もあったけど、演劇の方に行きたいと思ったんです。結局、親も自分で決めなさいと言ってくれたんですが。

 無数のパラレルワールドがあって、今、ここにいる自分は、色々な自分の中の1つの自分に過ぎなくて、過去の選択の結果として、たまたまここにいるだけっていう感覚がありますね。でも、死んだらやり直しはできないだろうから、そんな中で、ちゃんと選択して生きていこうと思います。

 今は、会社として、劇団運営と劇場経営を行っていて、コロナでは打撃を食らいました。徐々に再開してゆきたいと思ってるけど、友達が出てるから見に来るとか、有名な作家の作品だから見に来るとかではない、演劇の楽しみ方をみんなに知ってほしいですね。
 自分の子どもが自分の舞台を見に来てくれるとやっぱ嬉しいですよ。自分の生き方としては、「のれんに腕押し」「糠に釘」みたいなスタンスが好きで、折れてしまうより柔軟に生きていたいですね。あと、釣りが好きですね。磯臭いのが好きなんですよ。2021年取材

一問一答大石宣広

  • 今日の朝食

    パン、ハムエッグ。自分で料理しました。

  • 一緒に住んでいる人

    奥さんと8歳と4歳のお子さん

  • 最近読んだ本

    「クッキングパパ」(漫画)

  • 好きな映画、ドラマ、舞台

    ひぐらしのなく頃に

  • 好きな音楽

    児童音楽

  • 静岡を色に喩えると

  • 静岡を漢字一文字で表すと

  • 静岡に初めて来た人をどこに連れていきますか

    海に幸、山の幸ともに豊富なので食べ歩きたい!

  • 静岡の全市民に見て欲しいもの

    劇団渡辺の「授業」

  • 今、一番感謝を伝えたい人は

    奥さん

  • 今、一番大事にしている言葉は

    のれんに腕押し